お金借りれない相談
お金を借りたい
お金を借りることを考えると、まず浮かぶのが銀行からお金を借りることでしょう。昔からお金イコール銀行という図式が成り立っていて、そういったイメージは今なお強いのです。
銀行カードローンのメリットは、やはり金利が低いことに尽きます。消費者金融会社にもカードローンがあるのですが、銀行カードローンのほうが1%から3%は金利が低いのです。金利が低いとなると、かなり高額のローンの申し込みをしても返済利息が安く済むのでお得です。
1%あるいは3%しか金利が違わないのでしたら、消費者金融会社のカードローンとあまり変わらないのでは?と思う人もいるでしょう。少額融資でしたら、それも言えるのですが、高額融資となると1%の違いが、かなりの返済利息の差となってしまうのです。ですから、銀行カードローンを利用したほうがよりお得感があるということになります。
そして、銀行カードローンの審査基準は高いことでも知られています。ですから、誰でも気軽に銀行カードローンに融資の申し込みをしても、審査に通るかどうかはわかりません。勤務形態が正規雇用の人は、審査に通るのも難しくはないでしょう。しかし、勤務形態が非正規雇用である人は途端に審査が厳しくなるのです。パートアルバイトの人も同様で審査に通らないことが多いでしょう。それは、銀行カードローンの融資条件となっているのが、「安定した収入のある人」ということです。
これは、解釈もいろいろあるのですが、銀行が考える安定した収入のある人というのは、正社員として働いている正規雇用されている人であることは間違いありません。言うなれば、パートアルバイトの人は安定した収入ではないということになります。これは、さらに言うと雇用が保証されているかどうかということになるのです。正社員でしたら、雇用が保証されているので、安易にクビにされることはありません。しかし、パートアルバイトの人でしたら明日から来なくてもいいということも言われかねないのです。それだけ雇用の安定感が違うということですね。
そして、正社員といえども安心ではないのです。というのも、正社員の場合は属性が高くて、お金を借りやすいのでついつい借りてしまいがちです。他社借入れが多くなると、正社員と言えども、銀行カードローンの審査に通りにくくなりますし、そうならないうちに早めに複数の債務があれば、おまとめローンなどを活用した方がいいでしょう。
いずれにしても、銀行カードローンのデメリットは審査通過率が低いことです。正社員といえども他社借入れが多くなると、審査に通ることができなくなりますし、そうなると消費者金融会社からお金を借りるしかなくなります。正社員の場合は銀行での借入れが多くなる傾向にあり、それがもとで返済が厳しくなって債務整理に陥るといったこともあるので、注意したいところです。
また、一時期は銀行カードローンもメガバンクを中心として、スピード審査・スピード融資を売り文句にしていた時期があります。最近ではそういった文言を一切見かけることができなくなりました。それはいったいどういったことかというと、銀行カードローンは即日融資ができなくなったのです。理由として、不正融資防止のため、申込者の信用情報を警察庁のデータベースに照会することが義務づけられたのです。この照会情報を得るには速くても翌日となるので、即日融資は原則として不可能になりました。場合によっては数日かかることもあるということですから、銀行カードローンをすぐに借りることはできなくなったということです。
すぐにお金が借りたいときには、銀行カードローンは頼りにならないということになるのです。それでも、実際には今すぐお金が必要という場面は仮にあったとしても、数万円程度でしたら、クレジットカードのキャッシングでなんとかなりますし、消費者金融会社のカードローンでも、数万円単位での融資が可能です。ちなみに、銀行カードローンは最少融資額が10万円ですから、細かいお金でしたら、クレジットカードを利用したほうがいいでしょう。もっとも、消費者金融会社のカードローンにそれほどアレルギーを感じていないのでしたら、無利息期間もあるので消費者金融会社のカードローンがオススメです。
しかしながら、まずは銀行カードローンに融資の申し込みをして審査に通らなかったら、消費者金融会社のカードローンに融資の申込みをするという順番がいいでしょう。ですが、審査に落ちた場合は、審査に落ちたという情報が信用情報機関を通じて共有されます。
よって、審査に落ちたという記録が削除されるまで、審査に落ちたという情報が紹介できるので、審査に落ちたのなら何か問題があるということで、他の銀行カードローンや消費者金融会社のカードローンの審査に通ることがないのです。これを申し込みブラックと呼んでいます。この情報が削除されるまで6ヵ月かかると言われているので、一度審査に落ちたときは次の申込みをするまで6ヵ月待たないと審査に通ることはないのです。
お金を借りれない相談
なんとかしてお金を借りたいのに、融資の申し込みをしても審査に落ちてしまうという場合は、どうしたらいいでしょうか。まずは自分の属性を客観的に判断しなくてはいけません。たとえば、借金がかさんで返済不能になった場合は、債務整理に陥ることでしょう。
そうなったら、信用度の尺度として用いられることの多い属性は、ゼロに近い数字となってしまうのです。当然どこからもお金を借りることはできないでしょう。借金をして返済しなかったのですから、信用度はゼロになるのは当然のことです。そうなると、どこからもお金を借りることはできません。
それでもなんとかして、お金を借りたいという相談の場合はどうしたらいいのでしょうか。お金に困っているといってもいろいろな状況が考えられます。借金が多すぎて返済に困っているといった場合は、すでに銀行カードローンの審査を通ることはできないでしょう。銀行は特に多重債務を嫌いますし、その一歩手前の複数の債務がある時点から、お金を借りることはできないと考えていいのです。
実際に銀行では融資相談窓口というのがありますが、どこもお金を貸してくれないような属性になっているときに、銀行に融資の相談をしにいっても門前払いということはないと思いますが、丁重に断りを入れられることになるのは間違いありません。これは、銀行カードローンの審査に通らない、そして大手消費者金融会社のカードローンの審査に通らないといった場合についてです。
そして、気をつけなくてはいけないのは、お金に困っている、お金をどうしても借りたいと思っているときに、人の弱みにつけこんでくるのが闇金です。当然のことですが、闇金は違法な貸金業者ですから、ヤミ金からは絶対にお金を借りてはいけません。法外な金利で返済利息が膨大になり、少額融資であっても、常に利息分しか返済できずに元金が一向に減らず、いつまで経ってもお金を払い続けることになってしまうのです。一旦返済を止めてしまうと、厳しい取り立てが待っています。ヤミ金からお金を借りた場合は完済するのが難しくなりますから、そういったときは警察や消費者相談窓口などに相談したほうがいいでしょう。
お金を借りることができない場合は、属性が低くなっていることが多いです。債務整理といった金融事故を起こしてブラックになった人でしたら、カードローン審査に通ることはないでしょう。信用情報機関に、金融事故情報として記録されているので、その記録は5年ないし10年は残ることとなります。ということは、その期間はお金を借りることができないということになるのです。
なんとかしてお金を借りたい
お金をどうしても借りたいときは、消費者金融会社の中でも審査が緩いとされている、中小消費者金融会社あるいは、もっと小規模な消費者金融会社である街金に融資の相談をしてみるのもいいでしょう。
特に、中小消費者金融会社はその業容が多彩で、中には神対応をしてくれるといった中小消費者金融会社もあるのです。
中にはWEBのみでしか申し込みをうけつけないといった、システム的な中小消費者金融会社もあります。こういったところよりも、相談窓口を設けている中小消費者金融会社に融資の相談をするようにしましょう。できれば事前に相談の電話を入れておいて、回答を待つようにしたほうがいいと思います。
中小消費者金融会社も信用情報機関に加盟していることが多く、相談者の信用情報も信用情報機関に照会することが可能です。審査ではなく相談の段階では、どこまで信用情報機関に照会するのかわかりませんが、相談に対して融資可能かどうかの回答をしなくてはいけないので、ある程度の信用情報の照会はあるでしょう。
中小消費者金融会社によっては、満額の回答はできなくても、このくらいの額なら融資可能という答えを出してくれるところもあります。大事なのはお金を借りることができるかどうかで、相談者側としては属性を量ることができるので、いくらでもお金を借りることができるというのは、大きな自信になるものです。
ブラックでも借りることができる?
債務整理者となっている人、いわゆるブラックの人ですが、そういった人は新たにお金を借りることができるのでしょうか。債務整理者となっている場合、弁護士が付いていることが多いので、弁護士に相談してもいいでしょう。
しかし、弁護士回答としては、お金を借りないようにといったアドバイスになると思います。お金を借りてこのような状態になったのですから、当然のことでしょう。多重債務ではなく、複数の債務がある状態のときにおまとめローンなどで、債務を一本化しておくことで、大事に至らない場合も多いのです。
多重債務から債務整理になる人は、そのときどきで、こうしておいたらよかったのに、といったことをしてこなかったために債務整理に陥ってしまっていることが多いのです。ですから、債務整理に陥っている状況を反面教師として、お金を借りることを断念するのが一番の方法といえます。
どうしてもお金を借りたい
どうしてもお金を借りたいのにどこもお金を貸してくれないというときは、最後の手段として個人間融資掲示板を利用するのも一つの方法です。
個人でのお金の貸借りになるので、債務整理や多重債務、さらには属性という問題とも無縁です。必要なのはお互いの信頼関係だけといっていいでしょう。
金利をしっかりと提示してくれる融資者もいますが、この金額に対して返済利息はこれだけといった提示が多いようです。いずれにしても、通常の上限金利が年利で20%ですから、それを目安にしておきましょう。
実際に上限金利は関係ないことが多いのですが、あくまでも目安ということです。